EV開発新拠点を公開=期間2分の1短縮―SUBARU
SUBARUは14日、次世代電気自動車(EV)などの開発を加速させるため、群馬製作所(群馬県太田市)に新設した開発拠点「イノベーション・ハブ」を報道陣に公開した。開発・製造部門と取引先が対面で議論しながら開発を進める新たな手法で、開発期間や工程を従来のガソリン車に比べ2分の1に短縮する。
ハブは地上7階建てで建築面積は本社の4倍、収容人数は2800人。6月に就任した大崎篤社長の肝煎りで、約300億円を投じた。来年1月に利用を開始する。日米の複数拠点を大型スクリーンでつなぎ、デザインを持ち寄る大フロアや吹き抜けのオープンスペースが特徴。試作車を屋内に持ち込めるスペースを確保し、外光に近い照明やCGによるシミュレーションも採用した。
[時事通信社]
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