DMM、新型EV充電器導入へ=日本型とテスラに対応、国内初
インターネットサービス大手のDMM.com(東京)は12日、日本独自の規格「チャデモ」と米テスラの「NACS」の両方に対応した電気自動車(EV)用の新型急速充電器を開発したと発表した。DMMによると、両規格対応の急速充電器は国内初。2024年夏ごろの導入開始を目指す。
日本で販売されるEVの大半はチャデモに対応し、国内の急速充電器のうちNACS用は1割以下にとどまる。テスラのユーザーがチャデモ用で充電するには専用アダプターを使う必要があり、作業が煩雑だと指摘されていた。
新型充電器は一般的な車両の場合、30分程度の充電で200キロ以上走行できる。コンビニやガソリンスタンドに設置費用などを無料にするキャンペーンを実施し、24年度中に50基を設置する計画だ。
[時事通信社]
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