2023-12-11 18:43スポーツ

日本球界総年俸の3倍超=大谷、破格の大型契約―米大リーグ

大谷翔平選手(EPA時事)
大谷翔平選手(EPA時事)

 米大リーグで、大谷翔平選手がドジャースと10年総額7億ドルで移籍することに合意した。約1015億円という空前の大型契約。総額ではプロスポーツ史上最高額とされ、年平均でも100億円を超える巨額となった。
 単純に割ると1日当たり2781万円となり、1時間で116万円。1秒なら322円で、毎秒ごとに一般的なカフェでコーヒーを注文できる。時価総額で見ると、ハンバーガーチェーンを展開するモスフードサービスやスポーツ用品メーカーのミズノと同規模だ。
 労組日本プロ野球選手会によると、入会している支配下選手の今季開幕時点での年俸総額は、計714人で約319億円。大谷の契約総額はこの3倍を超える。球団別ではトップのソフトバンクが39億8990万円、2位の巨人は36億7560万円。両球団の全選手を毎年雇っても、大谷の契約額の年平均には届かない計算になる。
 また、3月に発表された決算公告によれば、大谷がかつてプレーした日本ハム球団の総資産は約102億円。大谷の契約額の年平均とほぼ同額となる。本拠地のエスコンフィールド北海道は総工費が約600億円。今回の契約総額で建設が十分可能だ。 
[時事通信社]

最新動画

最新ニュース

写真特集