解体会社社長ら3人書類送検=六本木爆発火災、業過容疑―警視庁
東京都港区六本木のマンションの一室で1月、スプレー缶のガス抜き作業中に爆発火災を起こしたとして、警視庁捜査1課は8日、業務上過失激発物破裂容疑などで、解体会社の男性社長(44)=豊島区=と、51歳と45歳の社員の3人を書類送検した。いずれも容疑を認めているという。
送検容疑は1月16日午前10時40分ごろ、マンション一室の会社倉庫で、殺虫剤などのスプレー缶とライターのガス抜き作業中、室内にガスを充満させて爆発火災を発生させ、マンションと周辺の建物計8棟の窓ガラスを損壊させるなどした疑い。
同課によると、社員2人が午前9時ごろからスプレー缶約320本とライター約440本をハンマーでたたくなどしていたが、その衝撃でライターが作動して引火。爆発で顔面や手をやけどするなどした。
社員は「小雨が降って寒かった」と話し、閉め切った状態で作業していたという。
[時事通信社]
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