大イチョウが黄金色に 和歌山県紀美野町
和歌山県紀美野町で、人口70人ほどの集落にある丹生神社の大イチョウが見頃を迎えている。風に吹かれ舞い踊った黄金色の葉が地面にじゅうたんをつくった。
大イチョウは樹齢600年以上で幹周り約5.5メートル、高さ22メートルほど。県の天然記念物に指定されており、地域の名所として親しまれ、県内外から多くの見物客が訪れる。去年に引き続きライトアップも実施され、同町観光協会によると、天候や気温にもよるが12月上旬まで楽しめるという。
同県海南市から訪れた会社員女性(34)は「一面の黄色じゅうたんと木に残っている葉が組み合わさっている一番いい時期に来ることができた。とても感動した」と笑顔で話した。【もぎたて便】
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