中国、米相互関税に対抗措置=「利益断固守る」と反発
【北京時事】中国商務省は3日、トランプ米政権による相互関税に対し、「中国は権利と利益を断固として守るため、対抗措置を講じる」と表明した。米国製品に対する追加関税などが検討されているとみられる。
米政権が公表した資料によると、中国からの輸入品に対する相互関税率は34%。合成麻薬フェンタニルの流入を理由に導入されたこれまでの引き上げ分を含めると54%で、国・地域別で最高税率となる。
中国商務省は3日の報道官談話で、米国の決定を「国際貿易のルールから外れており、一方的な脅迫だ」と激しく反発し、即時撤回を要求した。その上で、「対等な立場の対話を通じて問題をうまく解決することを望む」と強調し、対話を模索する考えも示した。
中国はこれまでトランプ政権の対中関税引き上げに対し、米国産の資源や農産物を狙い撃ちにした関税の引き上げで対抗。スマートフォンの製造に使われる重要鉱物のタングステンの輸出規制強化といった関税以外の手段も動員している。
[時事通信社]
最新ニュース
-
農水、経産両省に対策要望=米関税「地方に逆風」―全国知事会
-
円相場、140円28~28銭=22日午後5時現在
-
旧姓使用に法的効力=夫婦別姓と一線―維新案
-
新型エルグランド、来年度発売=16年ぶり全面改良、反転攻勢へ―日産
-
消費減税、週内にも結論=立民が参院選公約検討
写真特集
-
ラリードライバー 篠塚建次郎
-
元祖“怪物” 巨人・江川卓投手
-
つば九郎 ヤクルトの球団マスコット
-
【野球】「サイ・ヤング賞右腕」トレバー・バウアー
-
【野球】イチローさん
-
【スノーボード男子】成田緑夢
-
【カーリング】藤沢五月
-
【高校通算140本塁打の強打者】佐々木麟太郎