無得点にも成長の跡=理想像へテスト開始―サッカー日本代表

サッカー日本代表は、北中米3カ国で共催される来年のワールドカップ(W杯)出場を決めた。アジア最終予選のバーレーン戦(20日)でW杯切符を手にすると、続くサウジアラビア戦(25日)で先発6人を入れ替え。早速、短期決戦の本番を見据えたテストも始まった。
サウジ戦。伊東が「びっくりした」と振り返るように、相手は5バックのブロックを敷き、カウンター狙いの戦いに徹してきた。日本はゴールが遠い。重なったのは、W杯カタール大会のコスタリカ戦だ。
ドイツを撃破した1次リーグ初戦から先発5人を入れ替えた日本は、超守備的なコスタリカを押し込みながら、ミスを突かれて敗戦。「ターンオーバー」を採用した森保監督は一転、非難の嵐にさらされた。
サウジ戦はそのコスタリカ戦以来、29戦ぶりの無得点に終わった。ただ、28試合の間に守備的な相手を打ち破ってきた実績がある上に、今回は決定機も多かった。「悲観する内容でもなかった」と鎌田。守備陣も、新鋭の高井が相手エースを封じるなど、速攻や高さを生かした攻撃をはね返し、無失点。コスタリカ戦からの成長は見て取れた。
1994年W杯米国大会では、多くのチームが暑さに苦しんだ。「決勝」まで勝ち進むのであれば、ターンオーバーは欠かせない。サウジ戦で遠藤をベンチへ下げ、主将不在の状態をつくったのもテストの一つ。「誰と組んでも機能する、誰が出ても勝つ」。指揮官の求める理想のチーム像へ、さらに歩みを進める。
[時事通信社]
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