テレマークの改善、道半ば=高梨「恩返しできなかった」―W杯ジャンプ
高梨の今季最終戦は8位。ワールドカップ参戦14季目で初めて表彰台に立てずにシーズンを終え、「応援してくださる方々へ、結果で恩返しができなかったのは残念」と苦しんだ一年を振り返った。
今季から着地時に入れるテレマーク姿勢への採点比重が増加。ほかの選手より高い位置を飛ぶ分、着地時に高い技術が求められる高梨は、シーズンを通してテレマークの改善に取り組んできた。
この日も長い飛距離のジャンプを2本そろえながらテレマークを入れ切れず、飛型点で上位陣に及ばなかった。それでも15点台が多かった序盤戦と比べ、ラスト2戦では17~18点も出るようになり、「このシーズンで一番良かった点」と前向きに捉えている。
ミラノ・コルティナ五輪も控える来季へ向けた目標は、意識しなくてもテレマークを入れられるようになること。その上で本来の飛距離を出せれば、再びトップを争えるはずだ。「来年は表彰台を目指して頑張っていきたい」と奮起を誓った。(ラハティ時事)
[時事通信社]
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