万博日本館、展示エリア公開=資源循環がテーマ
政府が2025年大阪・関西万博に出展する「日本館」で26日、報道陣向けの内覧会が開かれた。温室効果ガスを吸収する藻類に関する展示が行われるエリアなどを公開。2月下旬ごろに内装を含めて完成する。
日本館は、円を描くように木の板が立ち並ぶ外観が特徴。藻類の働きを紹介するエリアでは、案内役を務めるサンリオの人気キャラクター「ハローキティ」が藻類に扮(ふん)した展示を見ることができる。
また、万博会場内で出た生ごみを微生物の力で分解してエネルギーにする「バイオガスプラント」も公開された。日本館の展示の目玉である火星由来の隕石(いんせき)として世界最大級の「火星の石」は、準備中のため披露されなかった。
日本館の黒田紀幸館長は、資源の循環がテーマだとして「(来場者が自分で)何ができるかを考えてもらういい機会になるのでは」と話した。
[時事通信社]
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