ギャングによる銃撃で70人死亡 ハイチ
【ポルトープランスAFP=時事】国連は4日、ハイチの首都ポルトープランス北西の町でギャングの銃撃によって少なくとも70人が殺害されたと明らかにした。これを受け、同国政府は同日、ギャング対策を専門とする警察の特殊部隊を派遣したと発表した。≪写真は資料写真≫
ポルトープランスから約100キロ離れたポンソンデで3日未明に発生した銃撃事件について、国連人権高等弁務官事務所の報道官は、「グラン・グリフというギャングの構成員が自動小銃で市民を銃撃し、女性10人と子ども3人を含め、少なくとも70人が死亡した」と報告した。
地元の市民団体の広報担当者はラジオ局「マジック9」に対し、グラン・グリフのリーダーは、近隣の幹線道路の通行料の支払いを拒んだ人々を脅迫していたとし、「犠牲者の大半は頭部を撃たれていた」と語った。
ハイチは国土の広範囲を武装したギャングに占拠され、今年に入ってからは、ギャングの影響で首相が退任する事態に発展。政府の統制回復を図るため、国連はケニア主導の治安維持部隊を派遣している。【翻訳編集AFPBBNews】
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