コモドオオトカゲを報道公開 名古屋市
名古屋市の東山動植物園は22日、世界最大のトカゲ類コモドオオトカゲを報道公開した。国際自然保護連合(IUCN)の絶滅危惧種に指定されており、国内唯一の展示となる。一般公開は23日から。
公開されたのは13歳の雄「タロウ」で、体長は約2.7メートル。報道陣の前にゆっくりと姿を現すと、周囲を見回したり餌のネズミを食べたりした。飼育担当の湯川正幸さんは「かわいい顔をしており、おとなしい性格。日本で見られるのはここだけなので、来園者に楽しんでもらいたい」と話した。いずれは雌も迎えて、繁殖させる予定だという。
動植物園によると、コモドオオトカゲはインドネシアに生息し、成長すると体長3メートル以上、体重160キロ以上にもなる。嗅覚が発達しており、4キロメートル先の動物の死骸も察知できる。【もぎたて便】
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