抗議続くベネズエラ、野党指導者がサプライズ登場
【カラカスAFP=時事】南米ベネズエラで3日、野党指導者で、逮捕の恐れから潜伏していたマリア・コリナ・マチャド氏が支持者の前に姿を現し、「私たちはかつてないほど強くなった」と訴えかけた。7月28日実施の大統領選でニコラス・マドゥロ大統領の再選が発表されたことへの抗議が続いており、マドゥロ氏は「大統領職を奪取する」試みだと非難した。≪写真は、ベネズエラの首都カラカスで、大統領選の結果に抗議するデモに参加する野党指導者のマリア・コリナ・マチャド氏〈中央〉≫
ベネズエラ全土で平和的なデモが継続。マチャド氏は首都カラカスで「ベネズエラは勝利した!」と書かれた横断幕を掲げたトラックに乗って予告なしに登場し、支持者を沸かせた。
マドゥロ氏は選挙後の抗議デモを受けて、マチャド氏を逮捕すると警告。マチャド氏はこの日まで身を隠していた。
支持者らは、大統領選での野党連合候補の元外交官エドムンド・ゴンサレス氏の得票率は67%だったと主張。一部の南米諸国や米国は、同氏を次期大統領として認定している。
ベネズエラに投票結果の詳細を公表するよう求める声もあり、欧州連合(EU)加盟国のフランス、ドイツ、イタリア、スペインは3日、選挙結果に「強い懸念」を表明した。
マドゥロ政権と良好な関係を維持しているブラジル、コロンビア、メキシコも、結果の「公平な検証」を求めている。【翻訳編集AFPBBNews】
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