中国で大学入試「高考」始まる、過去最多の1342万人受験
【北京AFP=時事】中国で7日、全国一斉の大学入試「高考」が始まった。教育省によると、今年は過去最多となる1342万人が、将来を左右する重要な試験に臨む。小雨の降る北京の試験会場前には、中国で縁起が良いとされる赤の服を着た母親や、傘を握りしめた父親が集まった。≪写真は中国の全国一斉の大学入試「高考」初日、学校前で教師とハグする受験生。中部・武漢で≫
真紅のチャイナドレスを着た母親ジー・ハイホンさん(50)は、「これ(高考)が人生の始まりだとも言われる」「だから努力を怠ってはならない」と語り、娘を北京中心部の試験会場に送り届けた。
高考では、国語、英語、数学、理科総合、文化総合などの科目の試験が行われる。
中国では近年、経済成長に伴う生活水準の向上や親の期待を受けて、高学歴化が進んでいる。
だが、世界第2位の中国経済は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)の打撃から立ち直れておらず、若年失業率の高さも社会問題となっている。このため大学を卒業しても、かつてのような成功は約束されていない。【翻訳編集AFPBBNews】
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