「プライド月間」でＬＧＢＴＱ啓発 福岡県古賀市
６月は、ＬＧＢＴＱなどの性的少数者の啓発行事が世界各地で行われる「プライド月間」とされる。福岡県古賀市は「プライド月間ｉｎ古賀」と題して啓発活動に力を入れている。多様性を表すレインボーフラッグを庁舎の至る所に掲示しているほか、公共施設ではレインボー柄や「多様性を理解し行動する人」を意味する缶バッジを配布。ワークショップ、小中学生が作成したパネル展、写真展などさまざまな啓発にも取り組む。
市は２０２０年に「パートナーシップ宣誓制度」、２１年には「パートナーシップ・ファミリーシップ宣誓制度」を導入。現在は、同性カップルの住民票に事実婚の関係を示す「夫、妻（未届）」と記載することについても、実施に向けて検討を進めるなど、多様性を理解し誰もが生きやすい社会づくりを目指している。【もぎたて便】
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