日光・鬼怒川へ新型特急「スペーシアX」
新型特急「スペーシアX」 東武鉄道は、栃木県の日光・鬼怒川温泉行きの新型特急「スペーシアX(エックス)」を報道公開した。7月15日から運行を始める。 スペーシアXは1990年に導入された「スペーシア」の後継列車で、浅草(東京)―東武日光、鬼怒川温泉(栃木)間を毎日2〜4往復する。1編成6両で、今年度中に4編成を導入する予定だ。 車両の外観は日光東照宮陽明門の塗装から着想を得て白を基調とした。浅草方面に向かう際に先頭車両となる6号車などには六角形の窓と沿線の伝統工芸品をイメージした組子模様の窓枠を取り入れた。 車内の座席は6種類あり、6号車に走るスイートルームをコンセプトとした貸し切りのソファ席「コックピットスイート」(定員7人)を新設。5号車にはテレワークに対応した半個室タイプの座席も設けた。 〔写真〕報道陣に公開された東武鉄道の新型特急「スペーシアX」=埼玉県久喜市(2023年04月16日) 【時事通信社】