新型ICBM「火星19」を試射 韓国軍は2024年10月31日、北朝鮮が同日午前7時10分(日本時間同)ごろ、平壌一帯から日本海に大陸間弾道ミサイル(ICBM)1発を発射したと発表した。ミサイルは高角度の「ロフテッド軌道」で撃たれ、約1000キロ飛行。日本の防衛省によれば、飛行時間は約86分で過去最長、最高高度も7000キロを超え過去最高となった。 これに関し、北朝鮮の朝鮮中央通信は翌日、ミサイル総局が10月31日に新型ICBM「火星19」の試射を行い、成功したと伝えた。北朝鮮は「火星19」をICBMの「最終完結版」だとしている。同通信によれば、ミサイルは約1000キロを約86分かけて飛行。最高高度は7687.5キロで、「戦略ミサイル能力の記録を更新した」という。日本海の公海上の目標水域に着弾し、「周辺国の安全にいかなる影響も与えなかった」と主張した。  写真は北朝鮮メディアが公表した「火星19」の試射の写真(朝鮮通信=時事)(2024年10月31日)

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