【オーストリアの画家】グスタフ・クリムト

オーストリアのウィーン分離派を代表する画家グスタフ・クリムト(1862〜1918年)の最晩年の作品「扇を持つ婦人」が2023年6月27日、ロンドンで競売商サザビーズのオークションに掛けられ、7400万ポンド(約135億9000万円)で落札された。英BBC放送によると、欧州の競売での美術品としては、彫刻家アルベルト・ジャコメッティの「歩く男I」の6500万ポンドを抜いて最高額という。 「扇を持つ婦人」はクリムトの死後、アトリエのイーゼルに置かれているのが発見され、最後の傑作とされる。中央に胸元を扇子で覆いながら遠くを見つめる若い女性が、背景には鳳凰やハスの花などが描かれている。写真は6月20日撮影=英ロンドン 【AFP時事】

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