【バレエ】パリ・オペラ座バレエ団「エトワール」オニール八菜
最高位ダンサーにオニール八菜さん 日本出身で初―パリ・オペラ座 【パリ時事】パリ・オペラ座バレエ団は4日までに、東京都出身のオニール八菜さん(30)をエトワール(最高位ダンサー)に任命した。17人のエトワールの一人で、日本出身者の最高位就任は初めて。 AFP通信は、350年以上の歴史を誇るバレエ団の大半は地元フランス出身で、エトワールの地位に到達する外国人は一握りだと伝えた。 八菜さんはニュージーランド人の父と日本人の母の間に生まれ、8歳まで東京で育った。都内とオーストラリアでバレエを習い、2009年にローザンヌ国際バレエコンクールで優勝。11年にオペラ座バレエ団に入ると、16年には最高位に次ぐプルミエール・ダンスーズに昇進した。同年にはバレエで世界的権威がある賞の一つ、ブノワ賞を受賞した。(2023年3月4日) 写真は2019年6月19日、パリで写真撮影中のオニール八菜さん 【AFP時事】