石破茂氏の歩み

石破 茂(いしば・しげる) 鳥取県出身。慶大法卒。銀行マンを経験した後、自治相を務めた父二朗氏と親しかった田中角栄元首相から声が掛かり、田中氏の派閥「木曜クラブ」事務局に勤務。1986年衆院選に旧鳥取全県区から立候補し、初当選した。自民党が下野した93年に離党。旧新生党・新進党を経て97年に復党した。 防衛相、農林水産相、自民党政調会長、同幹事長、地方再生担当相などを歴任。5度目の挑戦で自民党総裁の椅子を手に入れ、24年10月、第102代首相に就任した。 安全保障に通じた論客として与野党に人脈を持つ一方、安倍政権に対する歯にきぬ着せぬ批判は党内保守派の反発を呼んだ。鉄道や70年代アイドルの愛好家としても知られ、「いしばし・げる」とも読める名前からインターネットでは「ゲル様」の愛称で親しまれている。 【時事通信社】

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