将来は翼も?背中から生える腕
まるでSFの世界のような発明品を次々に生み出す科学者がいる。「人間拡張工学」を専門とする東京大先端科学技術研究センターの稲見昌彦教授だ。 教授が23年に発表した「自在肢(JIZAI ARMS)」は、リュックのように背中に背負えるロボットアームユニットだ。最大4本まで増やせるアームは、装着者とは別の人物が、同じ形をした小さな人形を動かすことで操作する。教授が身に着けた自在肢は、机の上に置かれた小さなぬいぐるみを3本の指で器用につまみあげ、スムーズに教授の手に乗せた。 装着者が肩の動きで直接操作できるようにする研究も進んでおり、腕の代わりに翼やドローンを取り付ける構想があるという。「人間に翼が生えたとき、人間の脳はどこまで直感的に動かせるのか。研究が進めば、生身の人間には不可能な『超人スポーツ』が次々に生まれるかもしれない」と語る。【時事通信映像センター】 #人間拡張工学 #自在肢 映像素材の購入については時事通信フォトへお問い合わせください https://www.jijiphoto.jp
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