日本郵政、コロナ響き24%減益 郵便は3年ぶり赤字―9月中間
日本郵政が13日発表した9月中間連結決算は、売上高に当たる経常収益が前年同期比5.5%減の5兆6391億円、純利益は24.4%減の1789億円となった。新型コロナウイルスの影響で取扱量が減った傘下の日本郵便は、中間期として3年ぶりに純損益が赤字に転落。かんぽ生命保険の不正販売問題に伴う新規契約の低迷も響いた。
日本郵政の増田寛也社長は記者会見で、次期中期経営計画(2021~25年度)を来年5月に公表すると発表。「リアルの郵便局とデジタルの融合で新たな価値の創造を目指す」と強調した。かんぽ生命で保障性の高い商品の取り扱いを充実させるほか、顧客データの活用を柱にデジタル化を新規事業の開拓につなげる。(2020/11/13-21:04)
Japan Post Holdings' Net Profit Falls 24 Pct in April-Sept.
Japan Post Holdings Co. said Friday that its group net profit in April-September dropped 24.4 pct from a year before to 178,951 million yen, due chiefly to the impacts of the novel coronavirus crisis.
The postal service group's consolidated revenue in the first half of fiscal 2020 fell 5.5 pct to 5,639,129 million yen.
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