減税受けビール好調 酒税改正で明暗―10月
ビール大手4社が12日発表した10月のビール系飲料(ビール、発泡酒、第三のビール)の販売実績は、アサヒビールなど3社が前年同月比マイナス、キリンビールは横ばいだった。10月の税制改正の影響で明暗が分かれ、酒税が引き下げられたビールは好調。増税となった「第三」が駆け込み需要の反動で大幅減だった。
350ミリリットル缶で1本当たり7円の減税となった缶ビールは販売が伸びた。アサヒの「スーパードライ」とキリンの「一番搾り」、サントリービールの「ザ・プレミアム・モルツ」はいずれも2割増。サッポロビール「黒ラベル」は3割増えた。
一方、第三はサッポロ、キリン、サントリーの3社が2~4割減だった。業界関係者は、増税されたが、ビールよりは割安なため、「遅くとも年内には(酒税改正の)反動は解消される」とみている。(2020/11/12-17:13)
Liquor Tax Cut Helps Boost Beer Sales in Japan in Oct.
Sales of beer in Japan logged steady year-on-year growth in October, aided by a cut in the liquor tax for the alcoholic beverage category at the start of the month, data from brewers showed Thursday.
On the other hand, sales sagged for so-called third-sector quasi-beer products, for which the tax was raised, after demand surged in the lead-up to the hike in the levy.
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