東芝、2年ぶり黒字転換 純利益500億円―21年3月期予想
東芝は11日、未定としていた2021年3月期連結純損益が500億円の黒字(前期は1146億円の赤字)になる見通しだと発表した。黒字に転換すれば2年ぶり。約4割を出資する半導体大手キオクシアホールディングス(旧東芝メモリホールディングス)の業績改善に加え、前期に計上した米国の液化天然ガス(LNG)事業の売却損がなくなることが寄与する。
一方、売上高は前期比8.8%減の3兆900億円(従来予想3兆1800億円)に下方修正した。新型コロナウイルスの感染拡大が続くインドでエネルギー関連事業が低迷しているほか、米中対立の影響で、9月中旬以降は大口顧客の中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)向けの製品供給がストップしていることを踏まえた。
新型コロナの影響は、営業利益ベースで900億円の下押し要因となる。ただ、影響の大半は上半期に集中しており、記者会見した車谷暢昭社長は「(影響は)第4四半期に向けてかなり小さくなっている」との見方を示した。(2020/11/11-18:06)
Toshiba Projects Return to Profit
Toshiba Corp. said Wednesday that it expects a return to profitability in the year ending in March 2021.
The Japanese conglomerate said it expects to swing back to a consolidated net profit of 50 billion yen from a loss of 114.6 billion yen the previous year.
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