日英両政府、EPA協定に署名 年明け発効へ、自動車関税26年撤廃
日英両政府は23日、東京都内で経済連携協定(EPA)の署名式を開いた。両国の国会手続きを経て、来年初めに発効する見通し。英国の欧州連合(EU)離脱に備え、日英間で新たな貿易・商取引のルールを定めるのが狙い。英国に輸出する日本車の関税は2026年に撤廃される。
茂木敏充外相とトラス国際貿易相が協定に署名した。政府は26日召集の臨時国会での承認を目指す。
茂木氏は記者会見で「この協定を、日英の関係をさらに強化、発展させる基盤にしたい」と述べた。茂木、トラス両氏は署名式前に会談し、来年1月1日に協定を発効できるよう協力することで一致した。
日本車への関税(現在7.5%)は段階的に下がり、既に発効している日欧EPAと同様に26年2月にゼロになる。特定産地のブランドを保護する「地理的表示(GI)」についても日欧EPAでの取り決めを踏襲し、「日本酒」「スコッチウイスキー」「神戸ビーフ」などを保護する。(2020/10/23-12:34)
Japan, Britain Sign EPA
Japanese Foreign Minister Toshimitsu Motegi and British International Trade Secretary Liz Truss signed a bilateral economic partnership agreement in a ceremony in Tokyo on Friday.
The EPA is expected to come into effect at the beginning of next year, after the necessary parliamentary procedures are completed in both countries. The Japanese government aims to get the pact approved at an extraordinary session of the Diet, Japan's parliament, to be convened on Monday.
The deal is aimed at setting up new bilateral rules on trade and commercial transactions after Britain's exit from the European Union.
Under the EPA, Britain will remove its tariffs on Japanese automobiles in 2026.
"We want to make this deal the basis for strengthening and developing Japan-Britain relations further," Motegi told a news conference.
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