自宅でハロウィーン 渋谷区、コロナで呼び掛け―東京
東京都渋谷区の長谷部健区長は22日の記者会見で、毎年大勢の人が集まる31日のハロウィーンについて、新型コロナウイルス対策としてウェブ上の仮想空間で開催する仮装コンテストなどへの参加を呼び掛け、「今年は自宅で楽しんでほしい」と強調した。
「渋谷未来デザイン」(渋谷区)など民間企業と連携し、アバター(分身)で参加できる仮想空間「バーチャル渋谷」を5月に公開。今月26日から31日まで、仮想空間内で仮装コンテストや音楽ライブを開催し、限定グッズも販売する。
区は、ハロウィーン目的で来訪した若者らによる犯罪やマナー違反が相次いだことから、31日や年末年始などの一定時間、路上での飲酒を禁じる条例を制定している。
長谷部区長は「今年はコロナのリスクを考え、仮装や見物目的で路上に集まることは控えてほしい」と訴えた一方、「仮想空間という初の試みを通して、新しい渋谷の文化をつくっていきたい」と語った。(2020/10/22-16:56)
Shibuya Mayor Calls for Enjoying Halloween at Home
Ken Hasebe, mayor of Tokyo's Shibuya Ward, where Halloween celebrants flock every year, on Thursday called on people to enjoy the festival activities at home this year amid the coronavirus epidemic.
"Considering coronavirus risks this year, we want people to refrain from gathering on streets" on Oct. 31, Hasebe told a press conference.
The mayor encouraged people to participate instead in costume contests and other Halloween events to be held online.
The ward collaborated with private organizations including Future Design Shibuya to open the "Virtual Shibuya" online space in May. A series of Halloween events will take place there from Monday to Oct. 31.
"Through our first virtual space initiative, we hope to create a new Shibuya culture," the mayor said.
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