近くでの会話にマスク、8割超 集団感染しそうな場「行かない」5割―時事世論調査
新型コロナウイルスの感染を防ぐ新しい生活様式で、「人との間隔を十分取れない会話ではマスクを着ける」ことを実行している人は8割以上に達していることが、時事通信社が9月に行った世論調査で分かった。
調査は9月11~14日、全国の満18歳以上の男女2000人を対象に個別面接方式で実施。回収率は63.0%だった。
間隔を十分取れない会話でのマスク着用は「以前からそうしている」(13.4%)と「コロナ後ほぼ実践できている」(70.2%)を合わせて83.6%。「注意しているが、できないこともある」は13.3%だった。
帰宅後の手洗いは「以前から」(37.8%)と「ほぼ実践」(49.2%)を合わせた87.0%が実行。せっけんで30秒程度かけるか、手指消毒液を使うという人(「以前から」「ほぼ実践」の計)は67.4%だった。
一方、感染時の接触者把握に役立つ会った人の記録については「以前から」「ほぼ実践」を合わせて11.3%にとどまり、「気にしていない」が64.3%と大半だ。「注意しているが、できないことも」は23.3%。
集団感染が発生しやすいとされる場所に行くことについて、自分の考えに近いものを四つの選択肢から選んでもらったところ、「基本的に行かない」という慎重派が50.8%。他は「3密の有無を考えて決める」(22.7%)と「十分に注意した上で行きたい所に行く」(23.8%)に分かれた。「気にせず行きたい所に行く」は2.3%。(2020/10/10-13:18)
80 Pct in Japan Wear Masks in Close-Range Conversations: Jiji Poll
Over 80 pct of people in Japan wear face masks during close-range conversations with others to prevent coronavirus infection, a recent Jiji Press opinion poll showed.
The survey showed that 83.6 pct of respondents said they wear masks whey talking to others without keeping enough distance between them and that 13.3 pct said they sometimes cannot wear masks in such a situation.
The poll showed that 87.0 pct wash their hands when returning home and that only 11.3 pct keep records of people who they meet, a practice that helps contact tracing efforts.
In the survey, 50.8 pct said they do not visit places where clusters of outbreaks may occur while 2.3 pct said they go to where they want to go without caring about such a risk.
The survey, conducted Sept. 11-14, covered 2,000 people aged 18 or older across the country. Valid responses came from 63.0 pct.
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