大戸屋へのTOB成立 コロワイド保有46.77%に
焼き肉チェーン「牛角」などを展開する外食大手コロワイドは9日、定食チェーンの大戸屋ホールディングスに対する敵対的TOB(株式公開買い付け)が成立したと発表した。もともとの保有分約19%と応募分の合計が46.77%となり、成立条件の下限の40%を上回った。
コロワイドは今後、大戸屋に対し臨時株主総会の開催を求め、取締役の過半を握り権限を強めて連結子会社化する方針。食材の共同調達や物流ルートの集約を通じ、大戸屋の経営再建を進める考えだ。
TOBに反対していた大戸屋は9日、「大変残念な結果となった。引き続き真摯(しんし)に業務を全うしていく」とコメントした。
コロワイドは7月10日から1株3081円でTOBを開始。しかし、8月25日までの買い付け期間に成立せず、期限を9月8日に延長していた。(2020/09/09-10:38)
Colowide's Hostile Bid for Ootoya Ends in Success
Major Japanese restaurant operator Colowide Co. said Wednesday that its tender offer for industry peer Ootoya Holdings Co. has ended in success.
In the tender offer, which was opposed by Ootoya, Colowide received share sale offers from Ootoya shareholders that are enough to raise its stake in the peer to 46.77 pct, higher than its minimum target of 40 pct. Before the launch of the bid, Colowide held a stake of some 19 pct in the operator of "teishoku" set meal restaurants.
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