琴桜、東正位で綱とり=成績次第で豊昇龍も―大相撲初場所
日本相撲協会は23日、大相撲初場所(来年1月12日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表し、11月の九州場所で初優勝を遂げた大関琴桜が東正位から横綱昇進に挑む。琴桜に屈し、13勝2敗で優勝次点だった西正位の豊昇龍は成績次第で綱とりの可能性もある。
大関の西2番手は昇進2場所目の大の里。照ノ富士を含む「1横綱3大関」の顔触れは変わらない。関脇は若元春が返り咲いて東、大栄翔が西。いずれも再小結の阿炎が東、若隆景が西に就いた。
新入幕はモンゴル出身の玉正鳳だけで、初土俵から所要79場所は外国出身では最も遅い昇進。再入幕は金峰山、伯桜鵬、北の若、輝。伊勢ケ浜部屋は、2003年秋場所の武蔵川部屋以来、幕内力士7人が所属することになった。新十両は羽出山で、木竜皇が十両復帰。
立行司の式守伊之助が第39代木村庄之助に昇格。三役格の木村庄太郎が第43代伊之助となり、立行司が2場所ぶりに2人に戻った。
[時事通信社]
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