大手商社、軒並み業績悪化 コロナで資源・自動車苦戦―4~6月期
大手商社の2020年4~6月期連結決算が13日、出そろった。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、世界的に需要が縮小した自動車や、資源価格の急落が業績を直撃。海外鉱山の操業停止で住友商事の純損益が410億円の赤字に転落したほか、伊藤忠商事など6社も軒並み減益となった。
前年同期と比べ減益幅が大きかったのは、石炭価格の下落が響いた双日で83%減。三菱自動車の減損や資源価格下落の影響が大きかった三菱商事は77%減、自動車が苦戦した豊田通商は75%減、原油・ガス価格の下落と生産減が逆風となった三井物産は50%減だった。
三菱商事の増一行常務は電話会見し、「事業環境は平時に程遠く、楽観できる状況にない」と語った。
一方、丸紅は電力事業が堅調で1割の減益で踏みとどまったほか、全部門が黒字だった伊藤忠は減益ながら純利益1047億円を確保した。(2020/08/13-19:39)
All 7 Major Traders in Japan Show Poor Results in April-June
All of Japan's seven major trading houses have reported poor business results in April-June, hit by plunges in resources prices and automobile demand amid the coronavirus pandemic.
In the first quarter of fiscal 2020, six saw their consolidated net profits decline, while the remaining one, Sumitomo Corp. , incurred a net loss of 41 billion yen due to a halt to some overseas mine operations.
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