鳥栖、計10人の集団感染 25日まで活動自粛―Jリーグ
サッカーJ1鳥栖は12日、選手6人とスタッフ3人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。既に新型コロナ陽性が判明していた金明輝監督(39)を加えて感染者は計10人となり、Jリーグのクラブでは初の集団感染となった。クラブは選手名の公表を控えた。
チームは保健所の要請に沿って、2週間を目安に25日まで活動を自粛する方針。その間に控えるG大阪、仙台、札幌とのリーグ戦3試合については、今後Jリーグと協議を進めるとしている。
集団感染を受け、Jリーグは12日のルヴァンカップ、広島―鳥栖(エディオンスタジアム広島)を中止。村井満チェアマンは「保健所の判断に従うだけ。その判断を基に(対応を)考えていくことになる」と述べた。
鳥栖では10日に金監督が陽性判定を受けた。濃厚接触者3人は陰性だったが、選手ら89人に対してPCR検査を実施。新たな9人の陽性者はほとんどが無症状。金監督は8日、体調に違和感があったものの、敵地での鹿島戦で指揮を執っていた。鹿島に濃厚接触者はいないという。
Jリーグでは再開後、新型コロナの影響で公式戦が試合直前で中止となるのは3度目。
鳥栖・竹原稔社長の話 結果から見れば、起こるべくして起こってしまったところはあるかもしれない。微妙な体調の変化への対応が、難しかったことを理解いただきたい。原因を追究し、感染拡大を防いでいきたい。(2020/08/12-23:10)
10 Infected with Coronavirus in J.League Soccer Club
A total of 10 people have tested positive for the novel coronavirus in southwestern Japan-based professional soccer club Sagan Tosu, it was learned Wednesday.
This is the first infection cluster found in the Japan Professional Football League, or J.League. "We'll consider our response, based on instructions from public health authorities," J.League Chairman Mitsuru Murai said.
Sagan Tosu announced on the day that coronavirus infection was confirmed for nine people including six players after team manager Kim Myung-hwi, 39, tested positive on Monday. The J1 top-division club conducted coronavirus tests on a total of 89 players and others.
While most of the nine have developed no symptom, the manager felt ill during the team's match on Saturday, according to club officials.
On Wednesday, a match between Sanfrecce Hiroshima and Sagan Tosu was canceled.
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