全国一斉、花火打ち上げ 「幻の五輪開幕日」
延期された東京五輪の開会式の日に合わせて、東京都世田谷区と川崎市の境を流れる多摩川の上空に打ち上げられた花火＝２４日夜
新型コロナウイルスの影響で１年延期となった東京五輪の開幕日とされていた２４日、日本青年会議所は「新しい日本をはじめる合図」と銘打ち、全国で一斉に花火を打ち上げた。
延期された東京五輪の開会式の日に合わせて打ち上げられた花火＝２４日夜、福島県浪江町
同会議所は、４６都道府県１１７カ所で打ち上げを実施。一部の地域では天候などの影響で延期となったが、午後８時から１分半～３分間、それぞれ約５０発の花火が夜空を彩った。「３密」を避けるため、打ち上げ場所は事前に公表しなかった。
延期された東京五輪の開会式の日に合わせて打ち上げられた花火＝２４日夜、北海道むかわ町
「アフターコロナに向け、立ち止まっていないで一歩踏み出そう」との思いで立案・企画に携わった同会議所の北口崇さん（３９）。「きっかけをつくるなら、世界中の注目が集まったであろうこの日しかない」と実施を決めたという。（2020/07/24-23:06）
Fireworks Displayed across Japan to Mark Tokyo Olympics
Fireworks were displayed across Japan simultaneously on Friday to mark the Tokyo Olympics, which would have started on the day if the games had not been put off by one year.
The Junior Chamber International Japan organized the event to set off fireworks at 121 locations in the country's 47 prefectures from 8 p.m. (11 a.m. GMT).
The locations were kept secret because the disclosure would have drawn crowds, raising coronavirus infection risks.
"We could think of no better day than this" to encourage the public to move ahead toward a post-pandemic future, according to chamber member Takashi Kitaguchi, 39, involved in the planning of the event.
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