観客増、先延ばし 8月も上限5000人維持―プロ野球
プロ野球12球団の臨時実行委員会が23日、オンラインで開かれ、8月1日から観客数の制限を収容人員の50%まで緩和する計画を先延ばしすることを確認した。全国的な新型コロナウイルス感染の再拡大を受け、22日に政府が大規模イベントの開催制限緩和を8月末まで凍結したことを受けて対応した。
各球団は8月末までの開催試合について現状の上限5000人を維持し、9月以降についても政府の指針に従う。プロ野球とサッカーJリーグは今月27日、合同の「新型コロナ対策連絡会議」を開いて今後の対応策などを検討する。
プロ野球は当初予定から3カ月遅れの6月19日に無観客で開幕。政府の方針に沿って今月10日から5000人を上限に観客を入れ始めた。
◇当然の決断
日本ハム・栗山監督 まずは収束させる形をつくらないと、(ファンは)せっかく球場に来ても楽しめない。当然の決断。みんなが安心して早く野球を楽しんでもらえる環境をつくってほしい。
◇今は仕方ない
楽天・三木監督 今はこういう状況なのでいろんな制限がかかったところでやるのは仕方ない。選手もたくさんのファンが見ている前で戦いたい思いはある。早くその状況になれば。
◇しょうがない
ヤクルト・高津監督 しょうがない。コロナの患者さんが増えているのは事実。人数制限があっても、観客の前で野球ができるのは幸せなこと。今後、(観客数が)増えることを願っている。(2020/07/23-21:37)
Japan Pro Baseball to Delay Easing of Spectator Restriction
The 12 teams of Japanese professional baseball agreed Thursday to put off the raising of the upper limit for spectators to 50 pct of each stadium's capacity that was scheduled for Aug. 1.
No more than 5,000 spectators per stadium will be allowed through the end of August to prevent the spread of the new coronavirus.
The agreement, reached at an online meeting of team representatives, reflected the Japanese government's decision on Wednesday to delay the further easing of coronavirus-linked restrictions on the number of spectators at large-scale events, including a cap on event attendees set at 5,000 people, due to the recent resurgence of COVID-19 infections across the country.
The Nippon Professional Baseball Organization, or NPB, started the 2020 season behind closed doors on June 19 with a delay of about three months and began to accept up to 5,000 spectators per stadium on July 10 in line with the government's easing of restrictions on events.
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