ファーストリテ、4割減益 9~5月期、コロナ休業響く
カジュアル衣料品店「ユニクロ」などを運営するファーストリテイリングが9日発表した2019年9月~20年5月期の連結業績(国際会計基準)は、純利益が前年同期比42.9%減の906億円だった。新型コロナウイルスの影響で、3~5月期にユニクロの国内店舗のうち最大で約4割に当たる311店を臨時休業したことが響いた。
売上高は同15.2%減の1兆5449億円で、大幅な減収減益だった。これを受け、20年8月期の連結業績予想を3度目の下方修正。売上高は従来予想比1000億円減の1兆9900億円、純利益は同150億円減の850億円に引き下げた。
緊急事態宣言の解除後、店舗が順次通常営業に戻った国内のユニクロ事業は6~8月期に前年同期と比べて大幅な増収増益を見込むが、中国や北米、欧州で厳しい状況が続く。
東京都内で記者会見した岡崎健最高財務責任者(CFO)は「依然としてコロナは戦後最大の危機という認識だ」と説明。その上で「インターネット通販(EC)の比率は高まっているが、店舗の重要性は変わらない。訪れる価値のある店舗を今後も準備していく」と述べた。(2020/07/09-18:52)
Fast Retailing's 9-Month Profit Tumbles 42 Pct
Fast Retailing Co. , the operator of Uniqlo casual clothing stores, said Thursday that its consolidated net profit in September-May plunged 42.9 pct from a year before to 90,640 million yen.
The drop mainly reflected temporary closures of up to 311 Uniqlo outlets, about 40 pct of the total in Japan, between March and May due to the coronavirus outbreak.
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