宇宙ごみ、人工衛星で除去 ２６年事業化目指す―スカパーＪＳＡＴ
レーザー搭載衛星で宇宙ごみを除去するイメージ図（スカパーＪＳＡＴ提供）
衛星通信サービスなどを手掛けるスカパーＪＳＡＴは１１日、故障した人工衛星やロケットの破片など地球の周囲を浮遊する「宇宙ごみ（スペースデブリ）」をレーザーで除去する人工衛星を開発すると発表した。２０２６年の事業化を目指す。
宇宙ごみは１０センチ以上のものだけで約３万４０００個が存在し、新たな衛星の運用にも支障が出ている。スカパーＪＳＡＴは理化学研究所や宇宙航空研究開発機構（ＪＡＸＡ）などと連携し、レーザー装置を搭載した衛星を開発する。レーザーを照射することで宇宙ごみを大気圏に移動させ、燃焼させる。（2020/06/11-17:27）
Japan Firm to Develop Satellite to Remove Space Debris
Japan's SKY Perfect JSAT Corp. said Thursday it will develop a satellite to remove space debris with lasers, aiming to launch a related service in 2026.
The satellite communications service provider will make the satellite mainly with government-affiliated research institute Riken and the Japan Aerospace Exploration Agency, or JAXA, it said.
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