スズキ、営業益33.7%減 主力のインドで苦戦―20年3月期
スズキが26日発表した2020年3月期連結決算は、本業のもうけを示す営業利益が前期比33.7%減の2150億円だった。景気低迷が長引く主力のインド市場で販売が苦戦。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大も響いた。
世界販売台数は14.3%減の285万台。このうち、インドは18.1%減の143万台だった。日本国内は大型台風や消費税増税に新型コロナの影響が加わり、7.3%減の67万台。営業利益段階での新型コロナのマイナス要因は128億円だった。
売上高は9.9%減の3兆4884億円、純利益は24.9%減の1342億円と減収減益。21年3月期業績予想は未定とした。電話形式での記者会見で鈴木俊宏社長は「リーマン・ショックからの復活に日本は6年かかった。注意深く生産体制を整え、販売を強化していく」と述べた。(2020/05/26-18:00)
Suzuki's Annual Operating Profit Falls 33.7 Pct
Suzuki Motor Corp. said Tuesday that its consolidated operating profit in the year that ended in March fell 33.7 pct from the previous year to 215,069 million yen, reflecting sluggish sales in India and the coronavirus pandemic.
The Japanese automaker saw its global auto sales drop 14.3 pct to 2.85 million units. In India, sales sagged 18.1 pct to 1.43 million units.
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