H2O、赤字最大131億円 スーパー不振にコロナ追い打ち
阪急阪神百貨店を運営するエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングが25日発表した2020年3月期連結純損益は131億5000万円の赤字(前期21億6200万円の黒字)に転落した。赤字額は2007年のH2O発足以来最大。業績不振の傘下スーパーで減損処理を余儀なくされ、新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛が響いた百貨店販売の減少が追い打ちをかけた。
低迷が続く傘下スーパー、イズミヤなどで減損損失141億円を計上。外出自粛や訪日外国人客の激減で、百貨店事業の売り上げは想定に220億円届かなかった。
この結果、売上高は前期比3.2%減の8972億円、営業利益が45.3%減の111億7100万円。荒木直也社長はウェブ会見で、政府の緊急事態宣言解除を受けた今後の消費動向について「まだ暮らしを取り戻す段階。回復には年内いっぱいかかるのではないか」と話した。(2020/05/25-19:01)
H2O Retailing Incurs Record Net Loss of 13.1 B. Yen
H2O Retailing Corp. on Monday reported a record consolidated net loss of 13,150 million yen for fiscal 2019, which ended in March, due partly to a fall in sales at group department stores amid the new coronavirus outbreak.
The net loss was biggest since the company, which operates mainly in the Kansai western Japan region, was established in 2007 through the business integration of the operators of Hanshin and Hankyu department stores.
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