警察庁長官に楠次長 警視総監に迫田警備局長
警察庁の露木康浩長官(61)と緒方禎己警視総監(61)が勇退し、後任の第31代長官に楠芳伸次長(58)が、第100代警視総監に迫田裕治警備局長(56)が昇格する人事が21日の閣議で承認された。後任の次長には太刀川浩一官房長(56)が就く。発令は長官が27日付、警視総監が28日付。
楠氏は、交通局長を務めるなど主に交通畑を歩んだ。保安課長をはじめ幅広い部門の要職も歴任した。安倍晋三政権では約4年にわたり菅義偉官房長官(当時)の秘書官を務めた。
迫田氏は警備・公安部門の経験が豊富で、警視庁では公安部長を務めた。警備局長としては、安倍元首相銃撃と岸田文雄前首相襲撃の両事件後初の衆院選で要人警護に尽力した。
露木氏は2022年8月に長官に就き、「警戒の空白」を防ぐ組織改革を行い、匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)の取り締まり強化などを進めた。緒方氏は政治団体「つばさの党」代表らによる公選法違反事件などの指揮に当たった。(2025/01/21-10:16)
Japan to Promote Kusunoki to National Police Head
The Japanese government Tuesday decided to promote Yoshinobu Kusunoki, deputy commissioner-general of the National Police Agency, to commissioner-general, effective from Monday.
Kusunoki, 58, set to replace Yasuhiro Tsuyuki, 61, has long worked in the field of transportation. During the administration of former Prime Minister Shinzo Abe, Kusunoki served as secretary to then Chief Cabinet Secretary Yoshihide Suga for four years.
At a cabinet meeting, the government also decided to name Yuji Sakoda, 56, head of the NPA's Security Bureau, as superintendent-general at Tokyo's Metropolitan Police Department to replace Yoshimi Ogata, 61. This appointment will take effect Jan. 28.
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