「じゃかるた新聞」が休刊 四半世紀前に創刊、電子版は継続―インドネシア
【ジャカルタ時事】インドネシアの日刊邦字紙「じゃかるた新聞」が、1日付を最後に暫定的に休刊した。同紙は1998年11月創刊で、発行部数約4000部。当面は電子版でニュースを提供していくという。
中村隆二社主は「このたび、編集部の要員不足により、新聞発行を続けていくことが困難な状況となりました。紙面の発刊を一時休止いたしますが、社員一同再発行に向けて編集部の体制再構築に努めております」とコメント。同日付の1面にも社告を掲載した。
世界ではインターネットの普及に伴う購読者の減少や新型コロナ禍を契機とした広告収入低下などを受け、邦字紙の休刊や廃刊が相次いでいる。海外日系新聞放送協会(横浜市)によると、同協会加盟の日刊邦字紙は、ペルーの「ペルー新報」とブラジルの「ブラジル日報」だけとなった。(2024/08/01-17:30)
Daily Jakarta Shimbun Halts Publication
The Daily Jakarta Shimbun, the only Japanese-language newspaper in Indonesia, tentatively suspended publication on Thursday.
First issued in November 1998, the newspaper has some 4,000 subscribers. Its electronic edition will continue to provide news for the time being.
In an announcement in the paper, owner Ryuji Nakamura attributed the suspension to a lack of manpower in the newsroom, vowing to make structural reorganization efforts for republication.
Many Japanese-language papers are suspending or ceasing publication due to intense completion with online rivals and advertising revenue falls triggered by the COVID-19 pandemic.
According to the Overseas Japanese Press Association, the Peru Shimpo and the Brasil Nippou are the only remaining member dailies.
最新ニュース
-
円相場、153円76~77銭=25日正午現在
-
取引トラブルに関与強化=フリマ、補償拡大も―メルカリ
-
イタリアが2連覇=デ杯テニス
-
1トンの大俵を転がせ!=熊本県玉名市〔地域〕
-
生稲政務官の「靖国参拝事実なし」=佐渡金山行事で林官房長官
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕