キオクシア、過去最大の赤字 2437億円、メモリー価格下落―24年3月期
半導体大手キオクシアホールディングス(旧東芝メモリ)が15日発表した2024年3月期連結決算は、純損益が2437億円の赤字(前期は1381億円の赤字)となった。赤字は2期連続で、赤字幅は過去最大。スマートフォンやパソコンなどに使われる半導体フラッシュメモリーの価格が下落、販売数量も伸び悩んだ。
同社は半導体開発や設備投資に必要な資金の調達に向け、早ければ年内の上場を目指している。業績の回復とともに、浮き沈みの激しいメモリー市場で成長戦略が描けるかが問われている。
売上収益は前期比16.0%減の1兆766億円。本業のもうけを示す営業損益は2527億円の赤字(同990億円の赤字)だった。(2024/05/15-17:56)
Kioxia Posts Record Net Loss on Lower Memory Prices
Japanese semiconductor maker Kioxia Holdings Corp., formerly Toshiba Memory, on Wednesday posted a record net loss for the year ended March amid falling prices for flash memory chips.
Kioxia's consolidated net loss expanded to 243.7 billion yen from 138.1 billion yen in the previous year.
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