自民幹事長「政策集団に脱皮」 茂木派、30日に対応協議
自民党の茂木敏充幹事長は29日の記者会見で、自身が率いる茂木派について「いわゆる派閥としては解消し、新たな政策集団に脱皮する」と述べ、運営方法を見直す考えを示した。30日に派の意見交換会を開き、今後の対応を協議する。ただ、小渕優子選対委員長ら有力議員の退会が相次いでおり、混乱が拡大する可能性もある。
自民党は政治改革の中間取りまとめで「派閥から脱却し、本来の政策集団に生まれ変わる」との方針を打ち出した。茂木氏はこれに沿って「お金や人事から完全に決別する。派閥の閉鎖性や定例化した運営方法も抜本的に転換する」と強調した。政治団体は維持しつつ、東京・永田町に置く派閥事務所の閉鎖などを検討する。
一方、茂木派の参院議員約20人は29日、国会内で会合を開催。関口昌一参院議員会長が石井準一参院国対委員長、福岡資麿参院政審会長を含めた党参院執行部の派離脱を説明し、追随するかどうかは個々の判断に委ねることを確認した。会合後、石井氏は記者団に「強引に右向け右と言うわけにはいかない」と語った。(2024/01/29-19:45)
Motegi Says His LDP Faction Will Transform into New Policy Group
Toshimitsu Motegi, secretary-general of Japan's ruling Liberal Democratic Party, said Monday that his LDP faction will transform into a "new policy-based group."
"We will disband as a so-called faction and shed our skin to become a new policy-based group," Motegi told the day's press conference.
The faction headed by Motegi will hold a meeting on Tuesday to discuss its next step.
Following a high-profile political funds scandal involving LDP factions, some key members, including LDP election strategy chief Yuko Obuchi, have left the Motegi faction
In its interim report on political reform, the LDP vowed to move away from faction-centered politics and transform factions into policy groups as originally intended.
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