長期・分散投資促す 個人の資産形成支援―野村アセット会長
野村ホールディングス傘下の資産運用会社、野村アセットマネジメントの尾崎哲会長は20日までにインタビューに応じた。国民の関心が高まる資産形成について「成長性の高い海外にも資産を分散し、長期で運用することが不可欠だ」と強調。「人生100年時代」に向け、幅広い層の個人に長期・分散投資の必要性を訴えていく考えだ。
野村総合研究所によると、2017年までの30年間、国内株式だけに投資した場合の収益率(中央値)は年0.7%減だが、国内外の株式・債券の4資産に分散投資していれば同3.3%増えた。米国など海外の株式市場が長期的に上昇基調を維持したためだ。
尾崎氏は「世界全体の成長は持続する」と予想。海外にも目を向け、資産を分散させて運用に取り組めば、「長期的に収益が得やすくなる」と訴えた。(2020/02/20-14:58)
INTERVIEW: Nomura Asset to Promote Long-Term, Diversified Investments
Nomura Asset Management Co. will encourage a wide range of individuals to take long-term and diversified investments to embrace a "100-year life," Tetsu Ozaki, its chairman, said in a recent interview.
"Long-term investment in foreign assets with high growth potential is an indispensable option," said Ozaki.
最新ニュース
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕