携帯大手、全面復旧見通せず 能登地震、道路寸断響く―通行できれば3日で応急措置
NTTドコモなど携帯電話大手4社は18日、オンラインで共同記者会見を開き、能登半島地震で被害を受けた通信ネットワークの復旧状況を公表した。土砂崩れなどで道路が寸断された地域については、通行が可能になれば3日以内に応急措置で通信の回復を目指すと強調したが、全面復旧時期の見通しは立っていないという。
能登半島地震では、停電や設備の故障で、能登半島北部を中心に広い地域で通信障害が発生した。ドコモの小林宏常務執行役員は「道路が寸断され、基地局に向かうことができなかった」と説明。KDDIの山本和弘執行役員常務は「(基地局などをつなぐ)多くの光ケーブルが切れた」と話す。
復旧見通しは、電力の回復時期などに左右されるため不透明だ。小林氏は「長期化するのではないか」との見方を示した。
ただ、立ち入りできる地域に関しては、各社とも17日までに人工衛星のアンテナや移動基地局、発電機の設置など応急措置を終えたという。(2024/01/18-19:23)
No Full Recovery Prospect for Mobile Networks in Noto Quake-Hit Areas
Four major Japanese mobile phone carriers said Thursday that they cannot tell when their services will be fully restored in areas hit hard by the Noto Peninsula earthquake on New Year's Day.
The 7.6-magnitude earthquake has disrupted mobile communications services mainly in the northern part of the peninsula in Ishikawa Prefecture.
最新ニュース
-
ゴーン被告逃亡支援で多額の借金=元米軍人会見、「後悔なし」
-
地方版政労使、岐阜から始動=25年春闘へ、会議で賃上げ機運醸成
-
日本郵便、ヤマト運輸を提訴=運送委託見直しで120億円請求
-
江坂が蔚山から加入=J1岡山
-
小錦さん、腎移植手術公表=ドナーの妻に感謝―大相撲
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕