日産、混乱収束と再建急ぐ 内田氏ら4取締役選任―臨時株主総会
日産自動車は18日、横浜市内で臨時株主総会を開き、内田誠社長兼最高経営責任者(CEO)ら新たな経営陣4人の取締役選任について承認を受けた。西川広人前社長兼CEOらは取締役を退任した。日産は名実ともに新体制へ移行し、前会長カルロス・ゴーン被告の失脚後から続く経営の混乱収束と再建を急ぐ。
取締役に選任されたのは、内田氏とともに昨年12月から経営を担うアシュワニ・グプタ最高執行責任者(COO)、坂本秀行執行役副社長のほか、フランス自動車大手ルノーのピエール・フルーリォ社外取締役の4人。当初は坂本氏ではなく、日本電産に移籍した関潤・前日産副COOが就任予定だった。
内田氏は総会で「経営層と従業員が一体となり信頼回復に向けて論議している。もう少し時間をいただき、(会社が)変わっていると感じてもらえるようにしていく」と述べ、再建への理解を求めた。
日産は、世界販売の低迷で業績が急激に悪化しており、2019年10~12月期連結決算は純損益が260億円の赤字に転落。期末配当も10年ぶりに見送る方針で、総会では業績低迷や株価下落などに関し、株主の不満が噴出。内田氏は「本当に重く受け止めている」と陳謝した。(2020/02/18-12:52)
Shareholders OK New Nissan Directors
Shareholders of Nissan Motor Co. approved Tuesday a slate of four new board members, including President and Chief Executive Officer Makoto Uchida.
The three others are Chief Operating Officer Ashwani Gupta, Executive Vice President Hideyuki Sakamoto and Pierre Fleuriot, lead independent director at Renault SA, the Japanese automaker's alliance partner in France.
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