「日本社会の安全最優先」 米国防総省、オスプレイ事故で
【ワシントン時事】米国防総省のシン副報道官は1日、声明を出し、「米国にとって軍人と日本社会の安全は最優先事項だ」と強調した。鹿児島県・屋久島沖で米空軍輸送機CV22オスプレイが墜落した事故を受け、日本国内で強まる懸念の沈静化を図った格好だ。
声明では「事故を起こしたCV22の部隊は飛行活動を行っていない」と指摘。日本に配備されている別の型式のオスプレイに関しては「全てが徹底した整備と安全点検を行ってから運用されている」と飛行継続に理解を求めた。
声明はさらに「われわれは既に日本のパートナーと事故に関する情報共有を始めており、今後も適時、透明性の高い方法で共有することを約束する」と表明した。日本政府は事故後、米側にオスプレイの飛行停止を要請したとしているが、シン氏は11月30日の記者会見で「私が知る限り、正式な要請は受けていない」と語っていた。(2023/12/02-05:15)
Safety of Japanese Communities "Top Priority" for U.S.: Official
The safety of U.S. service members and Japanese communities is "a top priority" for the United States, a Defense Department official said Friday, after a U.S. Osprey military transport aircraft recently crashed off a Japanese island.
Sabrina Singh, deputy press secretary at the Pentagon, showed the stance in a statement, apparently to alleviate growing concern in Japan in the wake of the accident.
An Air Force CV-22 Osprey carrying eight crew members crashed off the island of Yakushima in Kagoshima Prefecture, southwestern Japan, on Wednesday.
"The unit of the CV-22 that had the accident is not conducting flight operations," the statement said.
All other Ospreys in Japan "operate only after undergoing thorough maintenance and safety checks," it added, seeking understanding for continued Osprey flights in the country.
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