エホバ信者の子、9割体罰被害 輸血拒否カードも8割、弁護団調査
宗教団体「エホバの証人」の信者による子どもへの体罰や輸血拒否を巡り、「エホバの証人問題支援弁護団」は20日、信者の親を持つ宗教2世の元信者らを対象とした調査結果を公表した。9割の人がむち打ちを受けたとし、輸血拒否の意思表示カードも8割が持っていたと答えた。
調査は5~6月、インターネットを通じて行い、和歌山を除く46都道府県の581人から回答を得た。うち18歳未満で教団の活動に関わるようになったと答えた560人分を分析した。
輸血拒否カードは81%の451人が所持していたと答えた。所持した時期は1980年代以降で、「親から言われていたから」「教理を信じていたから」などが挙がった。
むち打ちの被害経験が「ある」とした人は、92%の514人に上った。うち半数近い241人は「生まれて間もなく(3歳ごろ)」打たれるようになったとした。(2023/11/20-22:09)
90 Pct of Children of Jehovah's Witnesses Followers Whipped: Survey
About 90 pct of children of followers of the Jehovah's Witnesses religious organization have been whipped by their parents, a survey has found.
The survey, conducted by a group of lawyers who support victims of the cult, also found that some 80 pct of children of Jehovah's Witnesses followers had carried a card indicating the holder's intention to refuse blood transfusions.
The lawyers' group released the results of the survey on Monday.
The survey was conducted online in May and June this year and received responses from 581 children of Jehovah's Witnesses followers in 46 of Japan's 47 prefectures, excluding Wakayama.
The group analyzed the responses of 560 of the respondents, who said they became involved in the cult's activities before the age of 18.
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