海運大手3社、大幅減益 コンテナ船の運賃下落―9月中間
日本郵船など海運大手3社の2023年9月中間連結決算が6日出そろい、いずれも前年同期比で減収減益となった。純利益は過去最高だった前年から7~9割程度落ち込んだ。需給逼迫(ひっぱく)を招いたコロナ禍による物流混乱が解消したことに加え、米欧の貨物需要が低迷し、主力のコンテナ船事業で運賃水準が下落したことが響いた。
純利益は日本郵船が83.9%減の1133億円、商船三井が74.9%減の1507億円、川崎汽船が88.8%減の631億円となった。3社が共同出資するコンテナ船運営会社から取り込む利益が9割以上減った。新造船竣工(しゅんこう)による船腹供給増も運賃の下押し要因となった。
通期業績見通しは、円安進行などを踏まえて3社ともに修正した。コンテナ船事業の経常利益については「本格的な回復にはまだ時間を要する」(日本郵船)と各社が下振れを見込んだ。(2023/11/06-20:26)
3 Japanese Shipping Companies Suffer Sharp Profit Falls
Three major Japanese shipping companies logged sharp drops in consolidated net profits for April-September, after they posted their best-ever results for the fiscal first half a year before.
The decreases come as container shipping fees dropped amid sluggish freight demand from the United States and Europe and because of an easing of pandemic-related logistics disruptions.
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