日本企業にラブコール 独家電市、来年１００周年―運営トップ
【ベルリン時事】ドイツ・ベルリンで開かれている世界有数の家電見本市「ＩＦＡ」運営会社トップのライフ・リントナー氏は３日までに、時事通信などの取材に応じ、来年に開催１００周年を迎えるに当たり、日本企業に積極的な出展を呼び掛けた。今年は中国、韓国と比べて存在感が薄かったことを受け、「（日本側に）ＩＦＡの重要性を十分に伝えることができていなかった」と反省、誘致に力を入れる方針を示した。
リントナー氏は１００周年を機にＩＦＡを刷新すると強調。「より面白く、刺さるものにしなければ」と述べ、コンテンツ産業にも光を当て、街中での実施や音楽ライブなどを検討していると明かした。
ソニーでの勤務経験があるというリントナー氏は、今年露出を控えた同社との連携に強いこだわりを見せ、「ソニーはベルリンの一部だ」とラブコールを送った。（2023/09/04-07:40）
IFA Berlin Wants to Lure More Japanese Firms
Chief of the operator of the ongoing IFA tech show in Berlin expressed hopes for the participation of many Japanese companies when the event celebrates 100th anniversary next year.
Leif Lindner regretted that IFA could not reach out to Japanese companies sufficiently, after it turned out that their presence in this year's event was weak when compared with Chinese and South Korean companies.
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