東芝TOB、8日に開始 国内ファンド2兆円で、上場廃止へ
国内投資ファンドの日本産業パートナーズ(JIP)は7日、東芝のTOB(株式公開買い付け)を8日に開始すると発表した。1株当たり4620円で買い付け、買収総額は約2兆円。TOBは9月20日まで行い、成立すれば東芝は上場廃止となる見通し。
7日開いた説明会で、東芝の渡辺章博取締役会議長は「東芝にとって8年間のトンネルを抜ける節目の日だ」と強調した。島田太郎社長は「(自社技術の)ネタはそろっているが、われわれの技術や取り組みには一定の時間がかかる」と指摘。非上場化で安定した経営基盤の下で中長期的な視点から改革を進め、企業価値や収益力を高める考えを示した。(2023/08/07-19:19)
JIP-Led Tender Offer for Toshiba to Begin Tues.
Japan Industrial Partners Inc. said Monday that it will launch a 2-trillion-yen tender offer for ailing Japanese electronics and machinery giant Toshiba Corp. on Tuesday.
A consortium led by the Japanese investment fund will buy Toshiba shares at 4,620 yen each through Sept. 20. If the bid is successful, Toshiba is expected to be taken private.
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