百貨店売上高、全社増 旅行用品など好調―6月
三越伊勢丹ホールディングス(HD)など百貨店4社が3日発表した6月の既存店売上高(速報)は、全社が前年同月比で増加した。新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが「5類」に移行したことを受け、旅行用品などが好調。円安を背景に訪日外国人客の購買意欲も強かった。
伸び率は、三越伊勢丹HDが11.2%、大丸松坂屋百貨店が13.4%、高島屋は7.1%、そごう・西武は7.4%だった。
商品別では、海外高級ブランド品や時計、宝飾雑貨が好調を維持した。旅行バッグやカジュアル夏物衣料も売れた。訪日客の購買を示す免税売上高は、大丸松坂屋が6.6倍、三越伊勢丹HDが4.1倍と伸びた。(2023/07/03-19:04)
4 Major Japan Dept. Stores Log Higher Sales in June
All four of Japan's major department store operators posted Monday year-on-year same-store sales growth for June.
Sales of travel goods were robust after the government downgraded COVID-19 to a lower-risk infectious disease category in May.
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