航空大手2社、黒字転換 3年ぶり―23年3月期
日本航空が2日発表した2023年3月期連結決算は、純損益が344億円の黒字(前期は1775億円の赤字)に転換した。先に決算を発表したANAホールディングス(HD)も、894億円の黒字(同1436億円の赤字)を計上。いずれも、新型コロナウイルスの流行が本格化する前の20年3月期以来、3年ぶりに黒字を確保した。
新型コロナ対策の行動制限や入国規制の緩和で、2社の旅客数(傘下の格安航空会社除く)が国際線で前期の5倍前後に、国内線では約1.9倍に増加した。
2社ともコロナ禍による旅客需要の急減に苦しんだ赤字経営を脱し、24年3月期は増収を計画する。旅客数はさらに持ち直し、国際線でコロナ前の6~7割程度、国内線で9割程度の水準まで回復すると見込んでいる。(2023/05/02-20:09)
JAL, ANA Swing to Annual Profits for 1st Time in 3 Yrs
Japan's two major air carriers have reported their first annual group net profits in three years in fiscal 2022, which ended in March.
On Tuesday, Japan Airlines reported a net profit of 34,423 million yen, a turnaround from the previous year's loss of 177,551 million yen.
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